2010年05月21日

検審新制度も1年 起訴に民意反映(産経新聞)

【裁判員制度施行1年】

 昨年5月の裁判員制度導入と同時に「強制起訴」の権限が与えられた検察審査会。判決の「出」とともに起訴の「入」にも民意が反映されることになった。

 検審は、国民からくじで選ばれた11人の審査員が検察官の不起訴処分の当否を審査する機関。「起訴相当」「不起訴不当」「不起訴相当」の議決があり、起訴相当には11人中8人以上、それ以外は過半数の賛成が必要だ。

 従来は法的拘束力がなかったが、昨年5月の改正検察審査会法施行後は、起訴相当の場合、検察官が再び不起訴としても再審査で8人以上が起訴すべきだと議決すると、裁判所指定の弁護士によって強制起訴されることになった。

 この結果、平成13年の明石歩道橋事故で元明石署副署長が、17年のJR福知山線脱線事故でJR西日本の歴代3社長が4月に強制起訴された。

 その直後、東京第5検審が民主党の小沢一郎幹事長について「起訴相当」と議決。これを受けて再捜査した東京地検特捜部は小沢氏を再び不起訴処分とする見通しだが、検審の2回目の議決内容が注目される。

 法律のプロと一般国民である検審の判断が分かれた背景の一つに、起訴の判断基準の違いが挙げられる。神戸地検が4回も不起訴にした歩道橋事故で、検審は「有罪か無罪かではなく、市民感覚の視点から裁判で事実関係や責任の所在を明らかにする」と宣言。小沢氏の議決でも「公開の場で真実と責任の所在を明らかにすべき」と言及した。

 刑事司法の位置づけを変えるともいえるこうした考えについて、専門家の間でも意見が分かれる。

 日本大学の岩井奉信教授(政治学)は「不起訴の場合はなぜ不起訴にしたのか具体的に説明されない。国民目線では納得いかないことがあり、裁判を通じて真実を発見するのは一つの手段」と評価する。

 一方、元検事の高井康行弁護士は「国民が有罪を百パーセント確信して起訴議決をするのはいいが、真相解明のために起訴するという考え方は、疑わしきは罰せずという刑事司法の大原則を否定する」と疑問を呈している。(上塚真由)

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2010年05月13日

参院選出馬松田公太 「イケメン経営者」の正体(J-CASTニュース)

 日本タリーズの創業者で「イケメン経営者」として人気のあった松田公太さん(41)が、夏の参院選東京選挙区にみんなの党から出馬することが決まった。「若手経済人」を人選のキーワードにしているみんなの党から白羽の矢が立った形だが、いったい松田さんはどんな人物なのか。

  「タリーズを設立した1998年5月12日から12年たった2010年5月12日、皆さんに重要な報告があります!」

松田さんは12日に日付けが変わってすぐに「Twitter(ツイッター)」でそうつぶやいた。そして同日昼、都庁で記者会見が終わったあと、

  「みんなの党から東京選挙区で出馬します!」

と宣言した。このつぶやきには100を超える応援のリツィート(返事)があった。リツィートしたのは、ホリエモンこと堀江貴文さん、サイバーエージェントの藤田晋社長、みんなの党の浅尾 慶一郎衆議院議員などだ。松田さんは、「ありがとう!頑張ります!」「ありがとうございます。日本のために頑張りましょう!」などと返答した。 

■「食を通じて文化の懸け橋になること」が夢

 日本でのタリーズコーヒーの創業者である松田さんは1968年に母親の実家の宮城県で生まれた。水産会社に勤める父の転勤で幼少期から青年期をアフリカとアメリカで過ごす。筑波大学卒業後の90 年に三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行し営業成績はよかったものの、大銀行の看板を背負っているだけなのではないか、と疑問を持つようになり96年に退行。

 タリーズコーヒーの日本1号店を東京・銀座にオープンしたのは97年夏。手持ちの資金は2000万円で、7000万円の借金を背負ってのスタートとなった。コーヒー店を選んだのは海外での食文化差別を経験したため。当時は刺身や寿司を食べる松田さん親子を現地の人達は気味悪がった。幼い松田さんはそれが納得いかなかった。そして「食を通じて文化の懸け橋になること」に夢を持つようになる。

 コーヒーはそれほど好きではなかったが、アメリカのタリーズコーヒーを飲んで驚き、自分が美味しいと思うタリーズコーヒーを日本に広めたいと考えた。

 01年にナスダック・ジャパン(現・ヘラクレス)に株式を上場。店舗数は06年で300店舗になった。しかし、05年に米タリーズからの商標権取得で財務負担が膨らみ、店舗数を急拡大したこともあり不採算店舗も増えてしまった。そのため06年に伊藤園の傘下に入ることになり、07年にタリーズコーヒージャパン社長を退任した。

■「若者に夢と活躍の場を与えたい」

 みんなの党の渡辺喜美代表は12日の記者会見で松田さんについて、

  「民間経営者の感覚で、一経済の立て直しを一緒にやっていきたい」

 と語った。松田さんは、日本の行く末を考えれば政治を根底から変えなければならない、とし、

  「若者が夢を持ち、様々な分野でどんどん活躍できる、そんな人を増やしたいし応援したい」

と出馬の意図を語った。

  一方、松田さんはホリエモンとも友人で、12日付けのブログで、ホリエモンは、

  「彼のような海外経験豊富で実際に上場企業まで経営していた政治家というのは稀有であり、やっと本気で応援できる政治家候補が出てきたなあという感じである。全力で応援していきたいと思っている」

とエールを送っている。


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2010年04月27日

山崎さんシャトル、帰還へ=天候不良で再挑戦−米ケネディ宇宙センター(時事通信)

 【ケープカナベラル(米フロリダ州)時事】山崎直子さん(39)ら日米7人が乗るスペースシャトル「ディスカバリー」は20日未明(日本時間同日午後)、帰還に向け最終準備を進めた。
 当初は19日にケネディ宇宙センター(米フロリダ州)に着陸予定だったが、センター周辺が厚い雲で視界不良だったため、延期していた。
 20日は早ければ午前7時34分(同午後8時34分)に同センターに着陸するが、天候によっては、エドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)に着陸する場合もある。 

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